Natural Spiritual Terrorist

2001年6月21日
朝携帯のバイブ音で目覚める。
仕事先の人から。
出れば多分お決まりの文句、
「出来ればシフト変われないですか?」
みんな、あたしに言えば、変わってもらえるとでも思ってるの?
って思いつつ、そのまま電話はシカト。
何度かかかってきたけど、
久々に何も無い完全のOFF位、もう少し寝かせてよ。

店長も、そう。
「お前水曜日大丈夫?」
「あぁ・・まぁ、大丈夫ですけど・・・・。」
「ロング出来る?」
「出来ない事は無いですけど・・。」
「あのさぁ、S口かさー、学校関係で駄目らしいんだ、
それで、従業員に聞いてみて、最後の手段にお前に聞けって言ったんだけど、
最後まで回ってきたら出来るかなぁ?」
また、それかって思う。
この、一年でその台詞何度聞かされたんだろ。

あたしは、単にお金稼ぎたいだけの亡者?
実は辛いの頑張ってるなんてコト多分、誰も気付いてない。
その通り水曜日はコンディション最悪で。
二時間に一回ずつ襲ってくる嫌悪感と激痛に、鬱のどん底で。
そんな、状態でも引きつった笑顔でいらっしゃいませと、
人間を機械の様にレジから外へ運ぶ役目。
何か、もう、何の為にやってんだか。
お金の為だけどさ。

身体の調子は悪い訳じゃないけど、優れなくて。
お休みなのに、外はジメジメして曇ってる。
どうせなら、豪雨になってくれれば良いのに。
豪雨の音聞きながら、雷の音聞きながらなら、
落ち着けるのに、とか思いつつ。

ぼんやりと最近のコトを考える。

此処最近何に対して笑ってたっけ。
あー・・・・・大好きな人の大切な笑顔を見て、喜ばしくて。
今もその笑顔だけが離れなかったりもしたな。
別に誰も、あたしの笑顔なんか望んで無いのに。

笑おうって努力してる自分が、馬鹿っぽくて嫌い。
みんなと居てココロから楽しんでいる自分が50%居て、
後の50%は出来るだけ、みんなを楽しくさせようと下手に回るボクが居て。
馬鹿っぽく振る舞って、おかしくなってれば、
其れ見て笑ってくれれば、ほら、嬉しいじゃない。

そうやって、何時からだろう。
人の機嫌じゃないけど、何か笑顔を伺って。
勿論それを100%とは言わない。
勿論半分は自分もココロから楽しんでる。

ダケド。
どれが本当の自分かなんてとっくに忘れた。
これから本当の自分なんか作ってきゃいいぢゃんって思ってるし。

ダカラ。
時々本当の自分が見えなくて困惑する。
何を考えているのが自分か解らなくて。

多分あの嫌悪感も、ある映像が目の前に浮かんで、
それに対してそれが何であるか理解出来ない自分が居て、
一時的なパニックが起きて、脳は臨界点突破。
考えるコトを放棄してるのか、何なのかは解らないけど。

元々全ての情報や、思考、感情がぐちゃぐちゃな人間だったから、
信じる・信じないは人それぞれだが、
人の頭の中を感じられる知り合いがボクには過去二人居た。
その二人ともが、「君の頭の中はぐちゃぐちゃだ」と言った。
一人の女の人はあたしの頭の中をのぞき見て(*この時記憶や、考えは勿論見れない)
そのぐちゃぐちゃさ加減がうつってしまい、その混乱を取るのに、
1ヶ月程度かかったって話だ。

てな、感ぢで。

こう書けば書くほど、やっぱり自分は単なる馬鹿なんでは無いかって思う。

だけど、ボクの思う低レベルな馬鹿みたいに振る舞ったりする程、
自意識過剰に演じる程、馬鹿っぽくはなりたくないから。
この現状をすんなりと受け止めた上で、
より善くなろうと(*社会的なレベルとかの意味じゃなくて、人間的にね)頑張るってダケで。
別にそれは特別なコトじゃないし、
自分の人生に誰しもが迷う訳で。
自分の生き方を時には理解出来なくなる瞬間もある訳で。

単に今その瞬間がボクに来ていると言うだけで。

だけど、なんか。
目まぐるしく過ぎてゆく日常が。
時々、虚しく、愛しく感じる。
一歩足を止めて、周りを見たら本当は綺麗な物が見えるんじゃないかって。
でも、そんな物は結局無くて。
ただ、歩いていくコトだけが残されてる。

だから、今日もボクは。
自分の道を歩こうと。
自分に半ば言い聞かせの様に実践するのさ。

有言実行。

だから今のボクは消去だ。

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